2012年9月29日土曜日

”チャンネルはそのまま!” 佐々木倫子/著

 なまら、おもろかった。

 爆笑じゃないけど、読んでたら思わずふっふっふっと笑ってしまう。まわりにヒトがおっても。

 一話完結で単行本5巻目なんじゃけど、個人的には、いい意味で進展がない。BSマンガ夜話の言葉で言えば、"物語化の誘惑"に負けてないっちゅう感じ。

 邪気のなさが牙をむく、恐怖の天然娘の主人公はもちろん一切成長しちゃあいけんのんじゃけど、それにふるまわされるもう一人の主人公、頭脳明晰、気遣いも行動力もあり、こんなはずじゃない!ちゅう男子のほうは、エピソードごとにいろいろ気づきがありました、というお話がええんだ。
 そっからみょうに進展せんとこがいいんだわ、男の子のほうは必死で抵抗しとるし。

 読んでて、「そんな抵抗せんと、こっちきて楽しくやろうやあ」と思ってしまうのは、自分がバカ枠だからか。むむ、もしかしたらわしはバカ枠だったのか? テレビ局じゃないけど。

 まいどの見どころは、"白目"と"鼻の穴"と、ときに超残酷な"黒目がちな瞳(きらきらした)"です。

 北海道の弱小ローカルテレビ局の話なんじゃけど、"北海道つながり"ゆうだけじゃなくて、荒川ヒロム氏の"百姓貴族"や、"銀の匙"とあわせて読むとさらにイケル。
 北海道つながりじゃなくて、"北海道の農家の娘"つながりかも?

 佐々木氏のマンガを読むのは、"動物の…"以来じゃけど、ええぐあいにこなれて、枯れてきてる感じでいいです。
 低血圧系マンガの王道でしょうか?

 このままへんに大きな話しにせんと、一話完結でつづけてほしいです。





  "チャンネルはそのまま! 【HHTV北海道★テレビ】 4・5巻"
  佐々木倫子著
  小学館 ビッグスピリッツ・コミックス・スペシャル

2012年9月27日木曜日

GSで びつくり

 ふと気づくとガス欠寸前だったので、帰り道で給油することにした。

 いつも30L前後なのに35L超も入った。ほんとにやばかったかも。

 見なれない新人(?)の店員のお嬢さんが、クルマに拭く窓がないもんだからぞうきん持ってぐるぐる回っていた。いいんですよ、遠慮なくビニールの窓拭いてくれても。

 そりゃええんじゃけど、支払いんときにびつくりぎょうてん。5,000円を超えちまった。サイフの中身を考えてなかったんで、足りんのんじゃないかとびびってしまった。
 幸い、持ち慣れんぐらいのお金がサイフに入ってたんで、ぎり足りた。

 ガソリンは、リッターあたり148円だった。セルフならも少し安いんだろうが、それにしてもえらい高い。間違ってハイオク入れたんかっちゅうぐらい。

 そういえばガソリンが値上がりしてるゆうてなんかで見たけど、ここまでとは思わんかった。理由は…、忘れたな。覚えてない。
 来週さらに値上がりしたら、150円超えちまいますぜ。

 関係ないけど帰り道にあるバイク屋さんに、BMW("べーえむべー"と言ってます)のGSが置いてあってすごくかっこいい。いいわ、水平対向エンジン。

 ほんとに関係ないけど。

2012年9月24日月曜日

ゴマ粒2

 やっと機影が見えた…、かな?

ゴマ粒1

やっぱり やじうま

 また、"ミサゴ"見学に埠頭に来てる。

 コンパクト・デジカメを持ってきたが、離れてるんで、大きく撮れるのは腹ばっかり。手前の海で旋回するもんだから。最大の望遠にしても、大きくはなくてやっぱこまいです。機体ははっきり見えはするんじゃけど。

 肉眼のほうがよく見えて、赤いしっぽの隊長機もよく見分けられた。

 昔スマホで、なんとか形がわかるぐらいに撮れないもんかとやってみたが、やっぱダメですな。米粒だかゴマ粒だかが、若干はっきり見えるようになっただけ。形がわかるようには撮れねへ。基地にはりつきゃあもっとちゃんと撮れるんだが、一番近い公道は、路駐だらけになって仕事の人や地元が迷惑するのがわかっとるんで、警察が車両通行禁止にしてる。
 歩いていくほどの情熱はないんで、いつもの埠頭へ。

 あさから休みなしで延々飛んでてタフだなあと思ってた。埠頭のそばのメットかぶった事業所のおっさんと、"ミサゴ"の訓練見ながら、ああだこうだとえらそうに批評しながら見とった。

 「こっからじゃタッチ(着陸)が見えんけえ、いけんの」と、となりのおじさんが話しよった。ほかのヘリとくらべてどうだのと、おっさんどうしが話していた。一人は双眼鏡持って…。さすがは地元。何十年も、(仕事しながら)目の前でいろんな訓練を見てきたから、とのことだった。
 先日の"ラプター"も、着陸は知らんだったが、上がるとこは見たそうな。いいままで見てきた戦闘機とまったく違っとったそうな。

 さすがのメリンケン人も、昼飯は食うようで、"ミサゴ"の訓練も休憩。いまは静かだ。"ミサゴ"自体そううるさくないが。

 午前中見た感想は、ヘリのモードから飛行機モードへの転換が、すごいスムーズ。普通に飛んできながら、いつのまにやらナセル・ペラ(プロップロータ)が水平になっている。
 音も途中飛んでた大型ヘリにくらべると、やっぱ音が低くて静かな気がした。いつまでもバタバタそこにいるヘリ(遅い!)とくらべて、あっちゅう間におらんようになる、ゆうのもでかいかも。

 平日にもかかわらず、きょうは埠頭に釣り人が4人ばかりいる。もちろん、目の前を飛んでた飛行機になんぞ、これっぽっちも興味はない。

 と、ぐだぐだ書いてるうちに、もう午后の訓練が始まり、赤いしっぽの隊長機が目の前を飛んでった。

 メリケン人は昼休が短いな。食うのが早いんか?

2012年9月22日土曜日

ぶじのかえりを まつ

 きょうはさんざん飛んでおるではなひか、と、"ミサゴ"見物に来たが、じぶんの見たのはきょう上がったさいごの"ミサゴ"だったらしく、その後は自衛隊機が1機上がっただけ。帰ってきたのを1機見たな。

 で、いまはもう、薄暗くなってしまった。管制塔の赤い光が、ぺかぺかと光りだした。

 行ったからには帰ってくるだろうと、岸壁にこしかけて待っている。

 上がったのを見た1機も、カメラでなくて昔スマホで撮ったら、ほれこのとおり。米粒のようでございます。

ありがたみ

 こんだけ心配やら反対やらしてるヒトがいっぱいいる中で、"ありがたみ"ちゅうことばは不謹慎かもしれませんが。

 あさからずーっと、ずーっとずーっとずーっと。ひっきりなしに。

 "ぶぶぶぶぶ"、"ろろろろろ"、"うおーん"と、聞きなれない、でも大型ヘリが飛ぶ、ような音が聞こえる。

 きのう、ひとけのない埠頭に1時間もねじ座ってやっと見た、"ミサゴ"。7機しか飛ばだったと報道されてた、"ミサゴ"。

 とにかく、はよ機とヒトの試験やって、はよ確認済ませて、オキナワに行く気満々、ちゅうことでしょうか? とにかくはよ運用したいっちゅう。

 ま、うちからじゃ姿はまったく見えんのんで、想像してるだけなんすけど。

2012年9月21日金曜日

”ミサゴ” 見えますた

 大型ヘリの"ヒンヒン"ゆう音が聞こえてきたんで、もしやと思ったら、そうでした。

 ナセル(プロップロータのついたとこ)を立てたH型のが、南にむかって旋回しながら飛んでくのがよく見えた。
 ナセルを水平に戻すのが見えたら、あっちゅうまにおらんくなった。やっぱヘリとはちがうわ。

 「いつ飛ぶやらわからんのに、見れるわけないじゃん」と、仕事に出る妻にバカにされたんじゃけど、見に来てみるもんだわ。

 感想は、よく飛んでる大型ヘリより静かな気がするんと…、前のバイオハザードの映画のラストを思い出した。灰色のガタイは、正義の味方の顔じゃないかもしんない。悪役っぽいっすね。

やじうま ここにひとり

 せっかくの休みなんで、初日にうまいこと"ミサゴ"が見れんかいな、と、滑走路の延長線上の埠頭に来た。

 釣りをしてる人が一人きりいるのみで、平日の昼間の埠頭はさびしげ。

 報道とおぼしきヘリが、ずっと旋回している。

 薄ぐもりの空の下を飛ぶちっこいヘリは、メダカのように見える。

 ときおり2機編隊をくんで、戦闘攻撃機が爆音たてて上がってくるが、これも静かな日常の光景のひとつ。

 「おっ、レシプロの音がする」っと、目をこらしてたら、日の丸が見えて自衛隊機だった。なんか、コンピュータ室みたいなヤツ、だったと思う。哨戒機?

 ときどきボラがはねるのがめずらしいだけで、とくに面白いことはなにもない。
 

きょうは その日?

 あさから、ブーンだのミョーンだの音をたてて、ヘリコが飛び回っている。カラスがぎゃーぎゃー鳴いている。

 きょうにでも"ミサゴ"(ただし、急降下はできない)が飛ぶの飛ばないのってんで、報道が飛んでる。

 ティルトローターの飛行機で海兵隊やそれっぽい部隊がやってくる、ゆうのはさんざんSF映画で見た気がするんじゃけど、実用化されたんはコレだけ。なんか意外な気がする。

 機械なんだから故障はあるじゃろうし、空飛ぶもんなんだから、落ちる可能性もゼロじゃあない。

 んでもやっぱり、いまの安全論議は不毛で、かつ問題のすりかえのように自分には思える。

 どーどーと実名でゆったら袋だたきだが、雑誌やインターネットの記事見た自分の印象は、"ミサゴ"はくせはあるが危険な機ではないような気がする。

 逆に老朽化した"串だんご"や、街のど真ん中にある普天間は、明らかに危険度が高いと思う。

 地上部隊とのセットなんだから現実味はないが、普天間のことを思えば、うちとこに"ミサゴ"が常駐してもかまわないと、個人的に思っている。沖縄の負担軽減ゆうたら、そんぐらいしか思いあたらん。
 (おー、これこそ聞かれたら袋だたき。)

 だいいち、うちとこの空港だったら、飛行機にとって最も危険な離発着に万が一失敗しても、基地ん中か海に落ちるんじゃし。

 それよか、ふつうに運用されだしてからの訓練空域での安全確保が肝心と思う。できりゃあ空域の山の振興を手助けできりゃあいいなあと妄想している。

 訓練空域のヤマだけは緑豊かで荒れてなくて、手入れがいきとどいてます、なーんてことを。

2012年9月19日水曜日

きょう一日 仕事を終えて思ったこと

 暑いか思うて窓をあけて残業しよったら、えらくさぶかった。もう秋だわ。空気がつべたい。

 能力が劣ってると思われようが、チャレンジしようとしてるヒトがいたら、チャンスをあげられるようなヒトになりたい。

 と、真っ暗な職場で、ひとりぼっちで、じぶんのことをタナにあげて、思ったのでありマス。

 きょうのお仕事は、気持ちがつかれた。

2012年9月16日日曜日

カウントダウン

 タバコがいよいよなくなってきた。

 ストックは残りあと1箱。封切ってるのも含めて、本数で22本ですね。

 きのうカミさんに、タバコ屋さんに行って買ってきてくれいと頼んでいたが、家のことでばたばたして行けんかったとのこと。で、きょうは日曜なんでそのタバコ屋さんはお休み。頼みこんで入れてもらってるタバコなんで、そこでしか自分の銘柄は手に入んない。

 「とりあえず自販機で(ほかの銘柄を)買えばいいじゃん。」

 そおいう問題じゃあないんだって。もう慣れてるから、ほかのタバコはおいしくないだって。おいしいのを吸いたいんだって。んがー。

 非喫煙者にとっては、タバコはどの銘柄じゃろうが、臭くて体に悪いもんでただ迷惑なだけ。みなおんなじ。

2012年9月14日金曜日

バッテリのもちが悪いとおなげきの貴兄に

 使ってる昔スマホは、PHSだけに、待ち受けだけなら何日でももつ。ところが、本気で文章を打ったり、インターネットをずりずり閲覧したりすると(64k!)、あっちゅうまに消耗してしまう。1,500とかゆうでっかいバッテリを積んどるんじゃけど。なにがどう1,500かはようわからんが、バッテリ自体がでっかくて、いまどきのスマホ本体とおんなじぐらいの厚みがある。

新しいスマホもバッテリのもちがどうたらと耳にするが、高速CPUに大画面、やっぱし1,500より容量でかいんじゃろか。あのぺったんこのどこにバッテリが入っとんじゃろうか。

で、スマホ用っちゅうわけじゃなくて、携帯型のナビゲーション用に買ってみたのがcheero社の"Power Plus"ゆうモバイルバッテリ。格安で入手したナビが、動作はまったく問題ないが、内蔵バッテリが完全に死んでたんで。

このバッテリ、なんと容量がイチマン。どうイチマンかはようわからんが、とにかくでかい。おまけに値段が三千円前後と、べらぼーに安い。

これはもう、"安い"、"うまい"。早…くはないな。三拍子まではいかんが、とりあえず二拍子はそろってる。

ナビをつないでも携帯(昔スマホ)をつないでも、馬力十分でまったく問題なし。ACアダプタにつないでるんとおんなじ感覚で、使いながら充電できる。

昔スマホは、要求がけっこう厳しくて、いままで3つぐらい外付けバッテリを買ってみたが、どれも安定しなかった。使いながら充電とかは、もうぜんぜんダメ。充電ランプが消えちゃう。充電中にメール受信しはじめると充電ランプがついたり消えたりしはじめて、ああもうダメ、となる。乾電池仕様のものばかりだからダメだったのかもしれないが、

旅行先では、半日ほど徒歩ナビに使って、夜は息子のi-podつないで充電しながら、外付けスピーカにも電源供給して音楽をがんがん鳴らす、ゆう使い方をしたが、パワー充分で、消耗の度合いを示すLEDもほとんど減らんかった。

USBの供給ぐちは、二つはいらんじゃろうと思っとったけど、やっぱりあれば便利だった。同時に使って充分なほど馬力があるとは期待してなかった、ゆうのもあるが。

欠点らしい欠点ゆうたらそれなりにでかくて重いことと、フル充電するのに十数時間かかること。

大きさは任天堂のDS/3DSよりひとまわり小さくて、重さは250gぐらい。必要な小道具を含めても、男性がカバンに入れて持ち歩く分にはそんな苦痛になるほどのもんじゃない。電話の残り電池を心配せんでいいことを考えたら、ぜんぜんオッケーでしょ。

充電時間がえらくかかるのも、こんだけ容量がばかでかくて毎日充電するヒトはそうはおらんと思うので、欠点ゆうほどのものとは思えない。容量のイチマンとやらがカタログスペックどおりでなかったとしても、文句をゆう気にならんほどのでかさと値段と思う。

こんだけ容量が大きかったら、ノートPCの補助電源に使えんかいな、と思うほどじゃけど、さすがにそこまでの電圧と出力はありまへんな。あくまで、USB端子から電源をとるものが対象。ちょっと残念。







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2012年9月13日木曜日

ささやき女将(おかみ)のこと

 外がもう薄暗くなった夕方、職場の電話がなった。大阪"06"。

 はい○○の○○です、ゆうて名乗って電話に出たら、いかにもセールスなんじゃけど、まるで小中学生のような棒読みの若い兄ちゃん。

 10月○日から固定も携帯への電話も通話料がお安くなることになりました、だと。

 いかにも"そう決まりました"、ゆう言い方だったんじゃけど、NTTでも、その関連会社っぽくもなかったんで、こりはおかしい。

わし:「申し込みがいるんですか? 自動的に変わるんですか?」

兄ちゃん:「…。工事をして変わることになります。」

 なんーじゃ、そりゃ。

わし:「もう一度、会社名をお願いできますか。」
兄ちゃん:「株式会社○○です。」

 よこでおっさんの低い声がぼそぼそ聞こえて。

おっさん:「の○○(名前)です。」

兄ちゃん:「の、○○(名前)です。」

 …。腹話術かい。

 野太い低い声のささやき(の指示)が、まる聞こえだがね。ひとむかしまえ、TVの会見でのささやき女将が話題になったことがあったねえ。若社長の会見で。

 その後もちぐはぐなやりとりが続いたが、兄ちゃんはマニュアル(命令?)に忠実なんだか、気がつかんのんかなかなか電話を切ってくんない。
 そのあいだじゅう、ささやき女将の野太い低い声の指示がぼそぼそ聞こえ、兄ちゃんはロボットのようにそれを復唱しよった。

 だれにでも初心者のころがあるゆうことか? ちゅうか、小さい声で言っとるつもりなんじゃろうけど、おっさん、客に"ささやき"がまる聞こえなんすけど。

 ゆうか、サギじゃろ、これ。大事なカモに指示がだだもれじゃあダメっしょ。
 さらにうしろで、"ガンガン行きますよ、ガンガン"ってな別のヒトのセールスの声が、ガンガン聞こえよった。

わし:「手続きがいるんですよね。」
兄ちゃん:「いえ、電話利用の状況調査です。事業所名と電話番号をお願いします。回線は一本ですか?」

 事業所名はしょっぱなに言うたけどな、覚えとらんのか。TEL番はランダムにかけとるかなんかじゃろうか? とか思いながら、どうやってむこうに電話を切らせるか考えよった。

 で、うちの事業所は一括で契約しとるんで部署ごとに契約は変えられない、と言ったら、すぐあっさりに電話を切られた。

 あんなんでひっかかるカモがおるんかと思うと、ニッポンの将来が心配だ。

 しまった、会社名とTEL番のメモをとっといて、消費相談に通報しとけばよかった。ブギーボード(電子メモ)にメモってたんで、腹立ちまぎれにポチっと消しちまっただ。

2012年9月10日月曜日

るーる


どっちかというと、子どものほうがルールに厳しい。オトナは自分勝手だ。

高校の体育祭ともなると、生徒だけで審判団を組織しとって、そりゃあもう、びしっと審判する。オリンピックじゃないんじゃけえ、そこまでシビアにせんでもと思うぐらい。
1年生から3年までがガチで勝負するクラス対抗リレー。
上位2チームしか決勝に出られんという、まさにオリンピックなみの予選。上位2チーム(クラス)がびしっと失格にされ、ほかんとこが繰り上がりで決勝進出、ゆうレースがあった。

バトントスがエリアを越えとったからかなんからしかったけど、ラインの審判もすごくて、選手がひとりひとり通るたびに真剣な目で見て、びしっとハタをあげよった。

んできのうの中学校体育祭でのPTA競技、綱引き。

一回目はふんばったままでスムーズに引きずられる。パワーの差がありすぎであっさり敗北。

乗り気じゃなくて参加しても、やってみると本気になる。負けるとえらいくやしい。

そこで自分のうしろにおった学校の先生が、人数が足らんのじゃあ、おーい、とでっかい声であたりからヒトを呼び集める。おいおい。

で、のぞんだ二戦目。見事に力がきっ抗して(体重が?)、綱はいきつもどりつ。最後は、「うりゃー、うりゃー」と勢いで引っ張ってみごと勝利。

「うっしゃー」

と、威勢よく勝どきをあげたが、「それでは三回戦」ゆう放送がかかって、敵味方双方が「え”-っ」。一勝一敗で決定戦ゆうことに。

そりゃー負けたけえゆうてヒト引っぱってくりゃあ、勝つわな。

2012年9月9日日曜日

そして おわた

 体育祭二連戦。おわた。

日焼けしまくって体が中から熱い。足、いたいだるい。こし、いたい。

きょうは絶対PTAの競技には出んぞ、と思いよったのに顔見知りのお母さんにつかまって綱引きへ。

しかも1勝1敗で決戦、ゆうて三べんも。死にますがな。

帰りにスーパーによってアイスを買って帰って、着いたらすぐ井村屋のあずきバーをたて続けに二本食って、しびれるぐらいにつべたいお茶をごくごく飲んで。

んーで、死んだようにソファーに寝っころがっている。

このまま飯も食わず風呂にも入らずに寝ろ、と言われたら、即座に寝れます。

2012年9月8日土曜日

体育祭

 子どもの体育祭、二連戦。第一日目終了。

 死む。

 雨が降りそうだったんで油断した(じっさい、ちびびっと降った)。無防備にお日さまにあたってめちゃめちゃ日焼けした。

 あすはぜったい、グラサンとぼうし。

2012年9月7日金曜日

”怪物はささやく” (ネタばれ、誤読注意)

 中学生の娘が読書感想文の本を選んでるときに、「わしが読みたいから、これ」ゆうてしつこく耳元でささやいて買わせた本。

娘が読み終わったんで借りて読んだんじゃけど、ものっすごい読みごたえがあって、期待をはるかにうわまわる物語だった。

ここまでとことん主人公と読み手を追いつめるとは思わなんだ。

平易な言葉、平易な文章じゃけど、一分のすきもなく、終わりにむかっての加速感はすごかった。

困難な現実は困難なままに、複雑なことは複雑なままに、あってはならない邪悪な心も、自分が抱いてしまってるのならそれを認めよ、と冷酷なまでに求める。

とくに後半、苦しさ、息苦しさが加速してゆく。

でも、ラストはもう、テレビ版"フランダースの犬"なみの神々しさでした。
奇跡的な絵だったけど、こうあってほしいという甘い奇跡はおこらなかった。天使がおりてくることはなかったし、主人公の足は1センチたりとも地べたから浮き上がることはなかった。

救い…、確かに救いだと思うし、"怪物"は主人公をよしわるしの如何にかかわらず手助けしに来たんだった。きまぐれな高次の存在ではなく、はっきりと主人公を守護するためにあるって来たんだった。

すごい感動したけど、読み終わった後も頭はさえてて、ひとつぶの涙も流れなかった。やっぱし正直つらかった。

中学生ごときにこれ読んで感想文書けとは無茶だわ。でも、おっさんになるまえに、中学生ぐらいで一度読んでみたかった。

本の腹のほうから見たらバーコードかっちゅうぐらいに挿絵が多かったんじゃけど、これも抜群でした。絵としても、文章との相互作用としても。

おおげさじゃけど、原案者、作者、イラストレーター(と翻訳者)の、奇跡のような化学反応の本だったと思いました、マル。







"怪物はささやく"
原題:A Monster Calls
パトリック・ネス/著 シヴォーン・ダウド/原案 池田真紀子/訳
ジム・ケイ/ イラスト
あすなろ書房 (2011/11/7)

2012年9月4日火曜日

”ピアノの森” 一色まこと (著) 21・22巻


最新の22巻を読みはじめたら、あり?、ぜったい一冊抜けてるじゃん。

でもそのまま22巻を読み終えてから、よくじつ21巻を買いにいった。自分としたことが…。

泣かせる21巻、わくわく楽しい22巻っちゅう感じでした。

ピアノのショパン・コンクールがよいよ終盤なんじゃけど、主人公の少年とその親友(?)の最大の心の危機か?、ゆうところで20巻を読み終えとったんで、21巻はほんと泣かされた。ほっとした。
ほんといいわあ、一色さんは。

次の22巻は、会話も表情もみんな楽しくて、ほかのコンクール出場者の演奏も、すごく楽しめた。自分にゃあピアノの知識も、ショパンのことも知らなけりゃあ、演奏の音が聞こえるわけでもなんでもないのに。

あいかわらず、苦しい気持ちに置かれている子どもたちがいるわけだけど、カレ(作者)が子どもたちを置き去りにするはずがない、そう信じているので、うー苦しいと思いながらも安心して読める。

最終巻は、2つぐらい先かいな。遅れ遅れで出版されて、いつもじらされるんじゃけど、とにかくつぎが早く読みたい。

ちなみに22巻の表紙は、若くうつくしい阿字野先生でした。
一色氏は、マンガらしい絵のヒトなんじゃけど、白い余白をいかした装丁もあわせて、いつも表紙がうつくしい。

子どもたちとは別に、この阿字野先生も、もひとりの主人公なんよね。すべてを見通す、スーパーマンじゃなくて、一人の人間としての。






”ピアノの森” 21・22巻
一色まこと (著)
講談社(モーニング KC)

2012年9月3日月曜日

ごごごごご

 なんか、カミナリサマが近くなってきたなあ、と部屋ん中で思っていた。

窓の外がびかびかと光りだした。

で、ついに来た。どかどかと雨が降りはじめて、大雨・洪水の警報まで出ちゃった。

もうぜったい、お外には出らんねえ。職場の雨漏りが心配だ。

なつの おわりの

 仕事用の服を買いに出かけようとしていたが、カミナリサマがごろごろいいはじめたので、びびっていま様子見。

だって、クーラーないクルマで走ってて雨が降りはじめたひにゃあ、窓あけらんないから蒸し焼きになるじゃん。あつぐて。

まだ雨つぶは見えない。

2012年9月2日日曜日

つきかげ さやかに

 トイレで目がさめたついでに、ベランダでタバコを吸った。
 (歳くうと、トイレが近い。)

 月がとっても明るくてきれいで、床の影がくっきり見えるほどだった。

 低いとこを流れてく雲が、月の光で輝いていた。

 と、のんきなことを言ってる場合でなくて、きょうは仕事だった。んで、いまからまた寝んと。

 新聞配達のバイクの音が、ぶいーんと聞こえてきた。

2012年9月1日土曜日

迷彩とは

 駅に子どもをむかえに来ている。

 寝起きで目がしょぼしょぼしている。

 が、全身、タイガー迷彩にハットのおじさんが、扇子をぱたぱたしながら通る。
 下は黒のTシャツ。

 超目立つ。警戒色か?